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2005-11-29

自慢

うちの親父、マッチ棒で出来てるんだぜ、そう言う彼は言葉で出来ていた。

2005-11-28

目覚めよと人魚は歌う / 星野智幸

目覚めよと人魚は歌う「誰が、誰のことを話しているのか。間違いの先に間違いが継がれていく行き方が、枝分かれし、もつれ、錯綜し、増殖し、別の間違いの株が生まれていることがわかっていないから、とってつけたような因果関係が語られるのだ。」

思考が働きつづけるかぎり夢の中に閉じ込められているような錯覚におちいる、それに気付いてもどうにもならず似たもの同士が出会い擬似家族になる。

阿部和重の「インディヴィジュアル・プロジェクション」に似ていると思った。でも「目覚めよと人魚は歌う」のほうが幻想的ですね。

2005-11-27

メカ★アフロくん / 花くまゆうさく

メカ★アフロくんほのぼのオフィスマンガ。
サラリーマンの常識の非常識さをあますところなくギャグにしていて面白い。
淡々と話が展開してぜんぜん感情移入できないことで客観的にサラリーマンの生態を観察できる。

2005-11-26

松本っぽい

珍味料理がある店。ビール、あんこう唐揚げ、刺身盛り合わせ、熱燗、あん肝、里芋煮。一見だからかなんか店の人が冷たいんですけど。居心地わるいなぁ。

タトゥー入った女の子がやってる店。泡盛、もやし塩炒めあんかけ、泡盛。

路地裏で女の子?がやってる店。ビール、おでん、泡盛、なす鉄火焼き、泡盛。

ちかちゃんの店。ビール、味噌田楽、サラダ、パスタ。なぜかリンゴをもらう。

2005-11-25

飲み会

最近の飲み会はメンバーが徐々に集まるんで終わる時間が遅くなるのが問題なんだよなぁ。
結局1次会が終わったら終電だった。。。

2005-11-24

多重人格探偵サイコ 1~10 / 田島昭宇×大塚英志

多重人格探偵サイコ (1)なかなか面白い。

最初のほうは死体とか殺人シーンが凝ってたけど、後のほうになるとただの殺し合いみたいになっててちょっと物足りない感じですね。これも時代の反映ですかね。

ちょっと大友克洋のAKIRAに似ている気がするけど、表現の仕方はさまざまですね。

まだ完結してないので続きに期待します。

2005-11-23

ボクのブンブン分泌業 / 中原昌也

ボクのブンブン分泌業「とにかく僕はファンタジーを提供したいんですよ。やっぱりこういうものはファンタジーじゃなきゃダメですよ、生活臭とか出ちゃあ。難しいところですよね(笑)。」

一貫して「書くのは嫌だ、書くのは嫌だ」と書きまくっている雑文集。
でも文章はなかなか面白い。
あと対談も面白い。

「文章を書くのはイヤだけど、表現自体は好きです。文章というのは読む人のことを想定したくなるわけでしょう。そのわりに読者にどれぐらいの知識があるのかわからない。(・・・)自分の文章なんて誰も読んでないと思うしかないですね。」

2005-11-22

今日言われた一言

N氏 「あの~無表情でマシュマロ食べるのやめてもらえますか?」
くま公「・・・(モグモグ)」

2005-11-21

ソフトアンドハード / 佐々木敦

SOFT&HARD10年にわたりその時々で文章・音・映像の表現領域に存在した人物をサンプリングしまくった評論集。
最後のほうになるとちょっとお腹いっぱいって感じだった。

「さまざまな「趣味」を抱えた個人が、自分の「居場所」を探すことは、昔にくらべて、明らかに容易になってきた。しかし、それぞれの「居場所」が、誰にとっても、けっして唯一無二のものでないこと、そして、それぞれの「居場所」の外には、他の数多の「居場所」がひしめき合っており、要するにそれを「世界」と呼ぶのだ、という、これまた当たり前のことを、ひとは時に見失ってしまう。」

2005-11-20

鈍器降臨 / 古屋兎丸

鈍器降臨最近は買わなくなってしまったダ・ヴィンチという雑誌に連載されていたもの。(今も連載してんのかな?)
読者のエッセイに古屋兎丸の4コママンガがついている。

エッセイ自体がけっこう妄想っぽいんですが、さらに4コマが追い討ちをかけて脱線する。日常と想像力の世界ですね。